オンライン講座の作り方、始め方ガイド(スクールやレッスン・教室)
WordPressで作るオンライン講座以外にも色々な方法を紹介
既存サービスのオンライン化や、既に行っているセミナーや講座等をオンライン講座にする方法を紹介します。
一般的なサイトに予約機能を付けて行う方法と、WordPressを利用し会員機能やe-ラーニング用等の
プラグインを利用して作る方法、オンライン講座専用、e-ラーニング機能のあるサービスを利用するなどいくつか方法がありますので自分に合った方法を見つけましょう。
① 既存サイトにオンライン講座のダウンロード機能を付ける
既にセミナーや講座、教室などを行っている方は、既存のウェブサイトをお持ちだと思います。
WordPressサイトだけでなく、HTMLのサイト、WIXやJimdo、他のブログやCMSなど様々なウェブサイト作るサービスがあります。
どんなサイトでも構いません。既存サイトの応用として、商品のオンライン講座をダウンロードさせて申込みを受付け、お客様に商品を購入していただきます。
新しくウェブサイトに、オンライン講座の機能を持たせず、オンライン講座の商品自体は、フォームの利用やネットショップのショッピングのカート機能やフォーム等を使い、ダウンロードしてもらいます。
WordPressサイト(ウェブサイト)は商品の紹介や集客として利用します。
② WordPressのページの公開権限でパスワードをかけて提供
WordPressには固定ページや投稿ページ毎にパスワードをかける機能が標準で付いています。
それを利用すれば、お客様にそのパスワードをお伝えし、ログインしてそのページ内に埋め込んでいる動画やテキストなどを見て学んでいただくことができます。
商品数が少ない場合や予算がかけられない場合には、すぐに始められるためおすすめです。
③ WordPressのユーザー権限の機能を使う
オンライン講座を作る方法として、WordPressの基本機能のユーザー権限の機能を使います。
サイトにログインして見られるようにする「購読者権限」を利用します。
④ サーバーのアクセス制限でサイトまるごとパスワードをかけます
各レンタルサーバーの機能に、「アクセス権限」があります。
アクセス権限でIDとパスワードでログインしてサイトをまるごとパスワードにかけて、ログインしたら見られるようにする方法です。
WordPressで作ったサイトや他の作り方でも大丈夫です。
サイトを丸ごとIDとパスワードで隠す方法です。
IDとパスワードは共通にもできますし個々に作る(手動)方法があります。
⑤ WordPressの会員機能のプラグインを使う
ログインして見ることができる会員向けコンテンツの公開やユーザーグループによって閲覧権限を変更できる機能など必要な機能があるWordPressの会員プラグインを使用します。
- WP-Members Membership Plugin
- Groups / Theme My Login
- Simple Membership / Ultimate Member
- BuddyPress(有名なSNSコミュニティ構築プラグイン)
⑥ WordPressのe-ラーニングのプラグインを使う
オンライン講座専用のWordPressプラグインには、コース作成、レッスン、クイズ等を簡単に作成できます。
本格的なサイトを構築する場合に使用します。
- Sensei LMS
- LearnDash
- LearnPress
- LifterLMS
- Edwiser Bridge
- MasterStudy LMS
- Namaste! LMS
- 7WP Courseware8. WPLMS
※WordPressのプラグインは、海外の方が作っていて、画面に英語表記が残っている場合もあるためプラグインを翻訳する必要がりますが、プラグインやテーマを翻訳するプラグインがありますので問題ありません。
⑦ オンライン講座、オンラインスクールのシステムを利用する
STORES 予約(旧:Coubic)
基本的な予約システムにGoogle Map対応、回数券発行、キャンセル待ちや地味に面倒なZoom連動などの便利機能や予約管理も可能です。
stores.jp/reserve
LearnO(ラーノ)
スマホ/タブレット/PCでできるeラーニングシステム
learno.jp/
Cloud Campus(クラウドキャンパス)
株式会社サイバー大学運営のCloudCampusは、社員の学習管理からコンテンツの制作まで一括管理することができます。
cc.cyber-u.ac.jp/
viaPlatz(ビアプラッツ)
NTTテクノクロス株式会社のviaPlatzは、機密保持に強いライブ配信・動画配信システムです。
www.viaplatz.com/
eden LMS(エデンLMS)
クラウド型 eラーニングシステムです。
eden.ac/e-learning/
⑧ 顧客管理のある予約フォームのサービスを利用する
無料で利用できるプランも多く、ネットの予約システムをウェブサイトに設置することで予約をいつでも受付でき、管理・対応を自動化することで効率よく運営することができます。
予約データが可視化されるため顧客データの収集・分析ができ、マーケティングにも活かせます。
formrun(フォームラン)
無料から利用できフォーム作成で有名なフォームランですが、顧客管理機能も充実しており、フォームの利用だけでなく予約システムとしても利用可能です。フォーム作成や管理画面の顧客管理の操作も初心者に優しいドラッグ&ドロップの直感的な操作作成できます。
https://form.run/ja
予約システム RESERVA(レゼルバ)
予約受付・顧客管理がずっと0円で無料で利用でき、LINE@連携、Facebookログイン、Googleカレンダー連携、アメブロからの予約ボタン設置も可能です。350以上の業種に対応しています。
https://reserva.be/
Airリザーブ(エアリザーブ)
無料から利用できるリクルート運営の予約管理システムです。
https://airregi.jp/reserve/
予約システム SELECTTYPE
業種ごとにデザインが用意されている予約フォーム&予約台帳付き予約システムです。
無料から開始できます。
https://select-type.com/reserve.php
⑨ カートをWebサイトへ埋め込む
デジタルコンテンツの販売が可能で、独自ネットショップを構築するショッピングカートの中にはカートを埋め込む機能があります。
ウェブサイトに「かごに入れるボタン」を埋め込む方法です。弊社で利用しているのはカラーミーショップです。
講座の商品数が少ない場合や好きな場所にカートを埋め込めるため。コンテンツをしっかり見せたい場合におすすめです。
⑩ 無料のショッピングカートを利用して送客する
⑨の方法と同じですが、テストマーケティングでコストをかけたくない場合や、すぐに始めたい場合にもおすすめです。